息子が中学一年生で不登校になりその後11ヶ月間の長期不登校になりましたが、再登校出来るようになり不登校を解決することが出来ました。
息子は復学ではなく転校を選びました。不登校から再登校するときにはいくつか注意点があります。
不登校を経験した父親として我が家のケースを紹介しながら記事を配信します。
不登校から再登校をする時に気をつける注意点は?
一度学校に行かない状態になるとその後続けて学校を休み不登校になってしまうことがあります。
不登校になっている期間に関係なく再登校したときの注意点は継続して登校出来るように色々な対応を考えておくことです。
学校を休んでいる期間が短い場合には比較的再登校することが安易です。学校に再登校することが出来てもその後再び学校を休むことが多くあるのが不登校の特長です。
再登校が出来たことはいいことなのですが、その後続けて登校出来るようにすることが重要です。
学校を休んでいる期間が長期間の場合は、再登校することが難しい場合が多くあります。数か月以上、長期間学校に行っていない状態が続くと家族の力だけでは再登校することが難しいことが多くあります。
長期間の不登校から再登校をするには専門の復学支援機関に相談をし協力してもらうことも必要でです。
長期間の不登校から再登校をした場合には再び学校に行かなくことが多くありますので、そうなった時の対応方法を再登校前から考えておくことも注意点の一つです。
不登校から転校をして再登校するときの注意点は?
元の学校に再登校する復学ではなく、通っていた学校とは違う学校に転校をする再登校の場合では復学とは違ったことに注意が必要です。
元の学校への再登校の場合にはクラスメイトもいてますしクラスの雰囲気もわかっていますので再登校後の様子もある程度予想することができます。
転校した場合の再登校では全く知らない環境に入っていくことになりますので、再登校前に多くのことに注意しておく必要があります。
その中でも一番の注意点は「友達との関係をしっかりと作っておくこと」です。
不登校から再登校をし、その後継続しての登校をしていくには友達との関係が重要です。友達との関係がしっかりと出来ていれば再登校後も継続しての登校が出来るようになっていきます。
特に中学生の頃には友達との関係で学校に行けたり行けなかったりする場合があります。中学生の時期は思春期の時期でもありますので子供の気持ちも揺れ動く時期です。
そのような時期はやはり友達の関係がしっかりと出来ていればクラスの中に居場所もあるので継続しての登校が出来ることにも繋がっていきます。
転校前に友達との信頼関係を作っておくことが再登校時には必要
転校をして再登校をする場合には転校前に友達にも協力をしてもらい、クラスでの居場所を作っておくと再登校がスムーズに進みます。
転校前にクラスの様子を把握することは出来ません。不登校から転校をする場合は子供が通いやすい環境にしてもらえるように学校に頼む必要があります。
子供が希望するクラスや協力してくれる友達がいるクラスに転校できるように学校にもお願いし、転校後の再登校の様子をある程度予想しておくことも必要です。
転校する学校の情報が全くない場合には再登校が上手くいかない場合もあります。学校側が色々な対応をしてくれても、やはり頼りになるのは友達です。
転校での再登校を選ぶ場合には学校がどのような環境なのかを把握しておくことも注意しておく必要があります。
不登校からの再登校後、注意していても起こってしまうことは?
不登校からの再登校後、親としては再び学校を休むことなく継続して登校が出来るように環境を整えることに注意をします。
それでも何かをきっかけとして学校を休もうとすることがあります。不登校になった子供は何かがあると学校を休もうとします。言い換えれば「休み癖」が付いてるとも言えます。
再登校後に一度休んでしまうと、その後再び不登校の状態に戻ることもあります。
学校に再登校した後は子供自身に「学校に行くのが当たり前」と言うことを認識させておくことも必要です。
一度学校に行かなくなり、その後再登校して続けて登校し不登校を克服していくことで大人になり社会に出た時に、嫌なことがあっても逃げないようになり自立していけることにも繋がるようになります。
不登校から再登校することが出来ると安心してしまいますが・・・
親としては不登校の状態から再登校出来るようになるとまずは安心します。
長期不登校からの再登校は長期間動くことが出来ない状態なら抜け出すことが出来るようになったので、親としても精神的にも楽になります。
再登校後、しばらくの期間は続けて登校できることが多いですが不登校になっていた子供は何かがあると学校を休もうとすることが多くあります。
一番気を付けないといけないことは続けて登校する体力がなく疲れて再び学校を休もうとすることです。
普通に学校に行ってる子供は毎日登校することが当り前ですが不登校なっていた子供は休んでいる期間が長い場合には体力が無くなってしまっているので学校に再登校出来たからと安心することなく子供の様子を常に把握しておくことが必要です。
息子は転校して再登校後、注意していてもすぐに問題が起こりました
転校することで再登校をした我が家の息子ですが再登校2日目に問題が起こりました。
復学支援機関の協力をしてもらっていましたので、ある程度再び学校を休んでしまうようになることは予想していましたが、まさか2日目で学校を休もうとするとも思っていませんでした。
息子の場合は11ケ月間の長期不登校になっていましたので、全く学校に行っていない状態から再登校するには体力的にもしんどく大変疲れたと思います。
それまで家の中にいた状態から普通の学生生活に戻ることは息子を見ていても大変だったことだと思いました。
再登校することが出来てもいつ学校を休もうとするかわからないので、絶えず息子の状態に注意していました。
まとめ
不登校から再登校出来ても再び休んでしまうことにならないように、子供の状態に注意しておくことが必要です。
再登校することは不登校を解決する時には最初の第一歩ですが、その後継続しての登校をすることが出来てはじめて不登校を解決していけることに繋がります。
不登校期間にはどうしても学校に再登校することを考えますが、再登校・継続登校・簡単には学校を休まない、そう言った流れを作っていくことを考えておくことが必要です。
再登校できた場合には注意していても色々なことが起こります。
あらゆる事を想定しておくことが理想ですが再び学校に行かなくなることだけは避ける必要があります。
学校を休んでしまうと勉強も遅れも取り戻すことが難しくなりますし、学校は休んでいる子供を待ってはくれません。
その為にも再登校した後の注意点をよく理解しておく必要があると感じています。
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