子供や親が真面目過ぎると不登校になりやすいと言われる理由

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不登校になる子供は子供も親も真面目な性格の場合が多いと言われています。

子供が真面目な性格は良いことだと思われていますが、何故不登校になるのか・・・。

自分の子供が不登校になったことも親を含めて真面目な性格だったからだと考えています。真面目な子供と不登校についての情報を不登校を経験した親として配信します。

不登校になる子供は真面目なことが多い理由は?

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「真面目な子供が不登校になりやすい」とは一概には言えませんが、そういう傾向はあるのかなと思います。

真面目とはおおまかにその子に抱いたイメージで決めるのかと思いますが、真面目だと感じるのは、「何事にも几帳面で学校の校則は絶対に守り」ふざけた事はしないというイメージがあります。

我が家の息子も几帳面なところがあり「自分の中でこだわりが強い」ように思います。

学校ではふざけたことはしないですし勉強にもまじめに取り組む方でした。

息子のようなタイプの子供は融通がきかないというか、他の選択の余地がなく思い込みが強く、その上失敗したり恥をかく事を避けようとします。

こういった子供の性格をわかっていながら親心から「失敗をする経験を奪っていく」ような育て方をしていました。

真面目な子供は一度失敗をしたり自分のプライドを傷つけられたりすると中々その穴からはい上がってくる事が出来ず不登校にも繋がっていくのではと思います。

真面目な性格は不登校になりやすいのでしょうか?

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真面目な性格であるが為、間違った事が許されないというのもあると思います。

大人でも大概の人が「自分ひとり違った事をするより大勢の人の中にいる方が安心」 だったりします。

正義感が強い真面目な子供は学校生活の中で何か違和感を感じる様な事があったり、卑怯な手口を使ったりしている行為を許されない感覚になるのかなと思います。

他の子はおもしろがってしている事にも「一緒になってする事はせずに遠くから見ている」子供が真面目な子には多いかなと思います。

そんな環境から何が嫌と言うわけでもなく、「自分の居場所はここではない」と感じることもあります。

思春期になり自我が芽生えてくる中学生は、自分に合った学校を見極める事も大事なのではないかと感じています。

真面目な子供は本来優等生なのですがなぜ不登校に?

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真面目な子供はやはり勉強面も頑張るタイプの子が多いと思います。

息子は優等生ではありませんでしたが、出された課題は絶対に忘れずにしていき、私学の中学という事もありある程度の予習もしていたようでした。

厳しい運動クラブに入部していた事もあり勉強との両立は見ていても大変そうなのがわかりましたが、それなりにこなしていました。

不登校になる子は何かに秀でている子が多いと聞いた事がありますが、周りで不登校になった子にもそういった子が多いと思います。

そのような子は興味が湧く事や得意な勉強に関しては集中力が半端ではないと思います。

その集中力から勉強にはまるともの凄い成果が出る子もたくさんいます。

不登校を克服し世間でいう難しい大学に進学する子もいるので、その先の人生も自信をもって進んで行ってくれる事を願いたいです。

親が真面目過ぎる場合にも子供が不登校になることも

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子供が真面目だと不登校になりやすい場合がありますが、親が真面目過ぎても子供が不登校になる場合もあります。

真面目な親は自分が育ってきた環境や経験してことが全て正しいと思っていることもあります。

子育ての方法、時代によって変わりますし、子供によって育て方は一人づつ違うものです。

親の育て方が根本的に間違っているということはありませんが、子供の様子に違和感を感じたりしたときなどには少し考え方を変えてみるような余裕を持つことも重要なことではないでしょうか?

時には親も子供も真面目過ぎずに融通が利くことも必要では?

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真面目なのはいい事なのですが度が過ぎると「固執しすぎて融通がきかなくなる事」も多いと思います。

そうなってくると周りの友達との関係もこじれてしまったりする場合も出てくると思います。

真面目な性格な子供は親も真面目な人が多いのでしょうか?大人の不真面目は考えものですが、親の考え方なども子供に影響している事も多いと思います。

大人で言う、堅物と言われる人は自分の考えを譲らない信念を貫く人である意味素晴らしい事でもあるのですが、子供の中での堅物はその集団から疎外されたりもする事もあると思うので、ある程度周りに合わすという柔軟な感覚も必要なのではと思います。

真面目な子供が不登校になってしまった時の対応は?

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真面目な子供は繊細で傷つきやすい子が多いと思うので、不登校になってしまった場合は慎重にその子の性格を見据えて対応をす事が大事だと思います。

真面目なゆえに一度不登校になってしまうと将来を悲観的に考えてしまう子供も多いのかなと思います。学校に戻る事で将来色々な選択が出来る事や、中学生ならこのまま学校には戻らずに通信制の高校をめざしたり、学校とは違った居場所でこれからの事を考えるのか様々な選択の仕方がある事を示してやるのも必要なことではないかと思います。

親の価値観で子供の進路を決めるのではなく、子供から何か聞かれれば教えられるように親は前もって準備しておく事は先走りではなく必要な事だと思います。

まとめ

真面目な子供は周りから勉強も出来いい子に見られがちです。

そう見られ続ける事によって子供自身も自分にそういったレッテルを張っしまい、常に頑張っていなければいけない感覚になってしまう事もあるのかなと思います。

真面目な事は決して悪いことではなく親からすれば嬉しい事でもあります。中には真面目に見られる事が嫌な子もいて、他の子供のように馬鹿な事を言ったりしてみたいと思う子供もいると思います。

中学生なら不登校になってしまっても、まだまだ学校や社会と繋がれるチャンスは親の対応次第でいくらでもあると思います。

親が真面目に考え過ぎて、子供の生まれ持った性格を悔やむ事ばかりしないで、その弱かった部分を乗り越えさせる事によって、子供自身が自分を認め、強くなれる事に繋がればと考えています。

 

不登校,真面目

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