子供が学校に行きたがらず登校を行き渋る事があります。学校を休みだし続けて休みだすと不登校になってしまう場合もあります。不登校になってしまう場合の初期症状には色々な状態になります。
息子が学校を休みかけた時の実際の様子を紹介しながら不登校に初期症状についての情報を配信します。
不登校になるときの初期症状、病気のように見えます
熱っぽく風邪のように
学校に行きたくないきっかけが息子の中に起きた時、朝起きようとしても身体が重く起きれないような状態になります。まず、しんどいから熱を測ってみると言います。平熱より少しだけ高いような気もしますが学校を休むような熱ではありません。風邪のひき始めと似たような感じにみえすでに病人になっているようにみえました。
お腹や頭が痛いとも
一番初期症状に多くみられるのが腹痛や頭痛と言われますが、本人は本当にお腹が痛いようです。大人でも何か嫌な事があるとなんとなくお腹の辺りが痛いように感じます。そうなってくるとお腹だけではなく頭まで痛くなったりします。「もう考えたくない」という、どうしようもなく出てくる不安な感情が身体にも異変をもたらせてしまうのかと思います。
無理に病気になることも
最初身体の不調などを訴えてくると親も念のためにと病院に連れて行ったりする場合もあります。病院に行くと必ず病名をつけられてしまうので子供も自分は病気で休んでいると思ってしまいます。わが家の場合は「お腹が痛くしんどい」と訴える事が多かったので病院には連れてはいきませんでした。子供にとっては何か病名をつけられた方が口実ができるので「気持ち的には楽になるのかな」とも思います。
家を出ては戻ってくる状態は不登校に初期症状によく見られます
駅に行く途中自転車でこけた
自宅から最寄りの駅までは自転車で20分はかかっていました。行き渋りが見えてきたころ、なんとか制服に着替えて家を出るものの、暫くすると玄関のチャイムが鳴るので出ると息子が立っています。「どうしたん?」と聞くと自転車で行く途中こけて気分悪くなったから帰ってきたと言います。ある日は駅のホームに上がると気持ち悪くなり「もどしてしまった」といい帰ってきた事もありました。明らかに学校に行けないという息子の様子がわかります。
電車で通っている時は定期の期限がきれていた
朝、家を出て暫くするとまた戻ってきます。今度は定期の期限が切れていたと言うので、憂鬱そうな顔をする息子をまだ間に合うしお金をもたして駅まで車で送っていきました。普段の息子なら定期の期限などはよく確認しているので切れてしまっていたという事は余程珍しいです。すぐれない体調などから学校に関する事にまで気持ちがついていけてなかったというか、そんなどころではなかったと思います。
駅で息子を降ろしてから見えない所から暫く様子を伺っていると、ホームに行く気配がなくバスの時刻表をじっとみつめている息子の姿がありました。バスで家に帰ろうとしていてよくわからない様子でしどろもどろしている息子の姿を見るとこのまま置いて帰る事はできませんでした。
校門まで行っても学校に入れないこともあります
自分では学校まで行く事ができないので、学校まで車で送っていけばなんとかその流れで入れるのではないかと思い、冴えない顔をしている息子を主人が車で学校まで送って行った日がありました。だんだん学校に近付いてくるにつれ息子の顔色は青白く血の気がないような誰が見ても病人にみえるような顔色になっていきました。
後部座席で寝転んでいる息子の顔をみた主人は、この時ばかりはこんな状態で学校に行かせるのは無理だと感じたようです。その日から、息子は学校に行く事ができなくなりました。
不登校の初期症状が見られたらどうすれば・・・
不登校の初期症状を見てもこれが初期症状とわかるものではないと思います。なので学校に行き渋る様子が見られたら「子供の気持ちに寄り添いながら話をよく聴いてやる事」がまずするべき事なのかなと思います。子供が話している時には親の意見や言い分はしないでとにかく聴いてやる事がいかに難しい事なのかと思いました。
子供の行けない理由が根深くなっていれば親としてもどうするべきなのかわかりません。まずは担任の先生に相談して休む日が長引かないように何とかしないといけませんが、不登校専門の先生ではないので難しいかと思います。
まとめ
まさかあの日から不登校になるとは全く予期していませんでした。段々と休む日が増えていき親も何とかしないといけないと焦り不安になります。休み出した初期になんとか解決出来るといいのですがそんな簡単なものではないと思います。まず今の時代でしたらネットで不登校に関して探っていきそこから何かしら解決できそうな糸口をみつける事ができればいいのではないかと思います。
不登校から復学された事例や相談機関などがたくさん発信されているので、何が自分の家に合っているのか見極める事も難しいと思いますが、子供が暫く休んだらまた動きだしてくれるだろうと何も情報を集めないで待つという事だけは避けた方がいいと思います。
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