子供が中学生で学校に行けなくなり不登校になり、解決するまでに長い時間が掛ることが多くあります。
どのような形にしても子供が大人になった時「学校に行くことが出来なかったことを後悔すること」が多くあります。
学校に行くことが出来ない頃は「本当は学校に行きたい」という気持ちを大人に伝えることが難しいことが殆どです。
自分の息子が中学生で不登校を経験して「学校に行くことが出来なかった子供たちは大人になった時に後悔することが多い」ことの理由についての情報を配信します。
中学生で不登校になったとき子供の考えていることは
子供が不登校になると親も辛いですが子供本人が一番辛く「この先のことが不安でいっぱい」であると思います。我が子が不登校になり、私達親が情報をもとに子供との会話の仕方や聴き方などを教えてもらい、子供が今の気持ちを話してくれるようにやっていましたが、中々子供の思っている事を聞く事は難しかったです。
兄弟は朝起きて当たり前のように学校に行っているのに自分だけ怠けているかのように家にずっといる事に罪悪感をも感じているように見えました。昼夜逆転も「そういう当たり前の環境から逃げ出したい、現実逃避をしたい気持ち」の表れだと思います。
息子の場合はやはり、ずっと家にいて「外部の友達との接触もなく孤独で寂しかった」と言っていた事を後から聞きました。それに、どうしようもない不安が押し寄せてくる気持ちから、ちょっとした親や兄弟の発言には敏感になっていました。
子供なりに先が見えない絶望感と不安な気持ちでいっぱいだったと思います。だから余計な事を考えないようにゲームにのめり込んでいったと思います。
不登校の子供は学校に行きたいと思っています
自分達が子供の頃も学校へ行きたくない日も少なからずありました。
よほどのいじめが原因以外は殆どの不登校の子供は「学校へは本当は行きたい、行かなければならない」と思っていると思います。
現に息子も支援して頂いた方に復学後には「学校へ行きたかった、でも長く休みすぎて余計に行きにくくなった」と言っていました。
長期の休みになってくると勉強についていけるか不安だし「友達にもどう思われているのか」など考え出せば不安ばかりが浮かんできます。
それでもやっぱり以前のようにまた学校でみんなと一緒に勉強したり遊んだりしたいのが本音ではないのかと思います。
大人になって不登校の頃のことを後悔します
不登校になって学校に戻れなくても、学校以外の居場所から進学を目指したり職業に就いたり自分のしたい事に向かって動き出せるならそれでもいいと思います。
ずっと家に閉じこもったまま外部との接触もなくなるのは精神的に病んでくる事もあると思います。
そうなってくると身体もだるくなり鬱っぽくなったりして思考できなくなり、動く事さえも億劫になり将来にも不安がよぎってきます。そうなるとますますどうしていいかわからなくなり、病院の薬に頼ってしまい薬漬けになることだけは避けたいです。
不登校は早期に対応をし克服するためにやるべきことをやると解決できることに繋がります。家の中に閉じこもっていたり、病的になる前に対応出来れば子供達も動きだすことが出来るので不登校の状態から抜け出すことができます。
多くの不登校を経験した子供は大人になった時「不登校になっていた頃」のことを後悔します。その事を息子が不登校になったことで知りました。
後で後悔することがわかると不登校を解決する必要が
長期不登校になるとやはり勉強面や進級面での苦労が多いように思います。
そうなると自分の行きたい学校を目指すのも難しくなってきたり、高校生であれば出席日数が足りなくて進級できない場合がでてきます。進級できなければまた違った環境で勉強をやり直さないといけませんので、それに耐えられるかの問題もでてきます。
何も勉強だけが大事というわけではありませんが、将来の選択の幅が広がったりしてやりたい事もできるのかなと思います。しかし、不登校を経験し克服する事により人とは違った感性や自分の才能に気付いたり、何より周りの人に感謝する気持ちが芽生えてくるのではと不登校になった子をみて思います。
不登校を解決することが出来ると解決する為に出来ることをやらなかったことを後になって親も後悔します。
まして子供が将来望んでいた進路に進むことが出来なかったことを後悔することが多いので不登校の問題は学生の期間の間に解決しておく必要があると感じます。
学生時代は一度限りなので不登校で後悔させないように
学生時代の思い出は誰にでもあると思います。
思い出したくないような辛かったり苦い経験や、逆に楽しかった事や嬉しかった事など思い出せばいくらでも出てきます。
やはり大人になっていく過程でその時々の学生時代の話題が出てきたり、就職するにあたって履歴書を書いたりする場面で、自分の中で空白の時期があり当時のあまり思い出したくもない事が頭をよぎったりするかと思います。
誰も自分の苦い過去を新しい環境では知られたくないと思います。
会話に入れなかったり不登校であった事で嫌な思いは誰でもしたくはないです。
親のエゴになるかもしれませんが、やはり一度限りの我が子の学生生活のその時々の場面を目に焼き付けていたいという思いもあります。
しかし、子供自身がそのような境遇も乗り越えてこれからの将来に目を向けて向かっていっているのならば過去は関係なくそれほど嬉しい事はないです。
中学生で不登校になると後悔する理由で多いことは?
不登校になる時期が中学生の場合、続けて学校を休むと次の進路である高校受験への影響があります。
高校受験をするには出席日数や内申書の内容しだいで受験出来る条件が限られることになります。不登校を経験して大人になった時、中学・高校と友達と一緒に学校に行きたかったと後悔することが多くあります。
中学の時期は義務教育でもあり、学校に行くことが出来なくても形だけは卒業をすることも出来ます。しかし高校は基本的に出席をして授業に出ないと進級が出来ませんので、学校に行っていない状態では結局退学となってしまいます。
大人になって「不登校の頃、学生生活を送りたかった」と後悔することが多いのでやはり親が復学することを考えるか不登校の状態から抜け出す為には何が必要であるかを考える必要があると感じています。
まとめ
不登校を経験することで我が家に関しては家庭や仕事においても考え方が変わりました。
様々な方と関わりたくさんの事を教えて頂きました。今までの子育てを否定されたようで最初はやるせない気持ちもありましたが得るものも多かったです。一番大きく変わったのは子供への対応です。
それに夫婦のそれぞれ考えている事も否定せずに聴けるようになり、仕事へのかかわり方も変わりました。
子供が不登校になり、色々なことを経験し子供自身が後悔することがないようにすることを第一に考え、その為には何が必要かをしることが出来、その為にやるべきことをやると親も後悔することもないと感じています。
ブログランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。
↓
コメント