中学生に限らず、自分の子供が学校に行かなくなった時には原因を探すことが普通です。学校に行かなくなりだし不登校気味になった場合に色々な原因を探す事がありますが不登校を解決するには原因探しをしても解決に繋がらない事が多くあります。
子供が学校に行かなくなった時には原因を探す事よりも学校に再登校する為の事を考える必要があります。
不登校の原因を探すことが多いのですが、もっと大切なことがあります
不登校になると殆どの親が原因を探します。学校で何か問題がなかったか・・・先生との関係は・・・友達との関係は・・・、等と学校に行かなくなった頃に起こった出来事の中から原因を探しますが本当の原因が見つかる事はあまりないと思います。
それまで何の問題もなく学校に通っていてある日突然学校に行かなくなった場合、その時の出来事が原因と考えることがありますがそれ以前のことに本当の原因があることが多いと言われてます。
中学生で不登校になる原因はそれまで育った環境の影響も
中学生で不登校が始まることが多くあります。中学生の時期、思春期が始まる時期でもありますので子供の頃から育っていた環境から大人に成長していく過程で性格の変化が出てきます。
子供から大人になっていく段階で本来の性格が出だしてきます。それまでは子供として対応出来た育て方も性格が変わりだすと対応する事が難しくなる事もあります。
幼少の頃から過保護気味に育てると子供自身が失敗する前に親が問題を問題を解決してしまい子供が小さな事も自分の力で解決する事が出来ないまま育ってしまうことがあります。
子供の頃から小さい失敗などを経験し、子供自身が自分の力で問題を解決できる事が出来ない事が不登校の原因だと考える事も出来ます。
我が家の息子が中学生で不登校になった原因は親の育て方に問題も
私の息子が中学生で不登校になった原因は息子自身が些細な事でも自分で問題を解決する事が出来ないように育てたからだと思っています。
私も家内も子供に対して色々な事を先回りして問題が起こらないような子育てをしていたと感じています。幼少の頃はある程度そのような子育ても必要だと思いますが子供が成長していく段階では、やはり子供自身で色々な問題を自分で解決する力、壁を越える力を付ける事が重要だと感じます。
時には子供自身が失敗する事を経験し、色々な経験を数多くすることで大人になって行く段階での色々な事や、少々嫌な事があっても乗り越える力を持つことは必要なことです。
我が家の息子にはそういう力が足らなかったと思いますし、そういう子育てをした事も中学生になって不登校なった原因だと感じています。
不登校になる原因を探すよりも長期不登校にならないように
中学生で不登校になる生徒が一定数います。長年、その数も減ることはないようです。何年たっても数が減らないと言うことは学校に行かなくなった時の対応の影響もあると思います。
学校に行かなくなる、原因を探す、その間に続けて休みだしそのまま長期不登校に。このような流れで不登校の期間が長くなる事が多いと思います。
子供が学校を休み出すとあっと言う間に時間が経ちます。その時に原因探しをしていると学校に再登校する事を考えるよりも原因探しばかりを考える事になります。
不登校なる原因を探す事は重要な事です。はっきりとした原因がわかっているのならその原因を解決すれば問題を解決しますが不登校の原因はわかる事は少ないと感じています。
中学生で不登校なると多くの場合原因を探しますが
中学生が子供が学校に行かなくなり不登校になると親としては原因を探します。息子の不登校を経験しその後解決し色々な不登校にケースを見てきましたし、相談を受けたこともあります。
子供が不登校になった場合、ほとんどの親御さんは原因を探しますし、その原因について話をされることが多く時間がすぐに流れていってしまうことがあります。
不登校を解決する為には原因を探しても解決することが難しい場合が殆どだと経験上感じています。子供が学校に行かなく原因は色々なことが重なっている場合が多いので「これが原因」と簡単に判断することは難しいと思っています。
まとめ
今現在は我が家の子供の不登校も解決していますが学校に行かなくなった時には原因探しばかりしていました。誰でもそのようにする事が普通だと思います。
その頃、学校に再登校させるには決して待つことなく迅速に行動をすることが必要な事は理解していました。しかし、何とかしないといけないと焦るばかりで情報を集めるばかりをしていて再登校させる為の行動は出来ませんでした。
不登校、長期化だけは避けるべきだと思います。長期不登校になると解決する事が困難になります。子供が学校に行かなくなると原因を探すのではなく、再登校出来る為に行動をする。
息子の不登校を経験して改めてそう感じます。
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